歯周病治療

<歯周病に関する正しい情報!>

@ 日本人が歯を失う原因の第一位は歯周病である
A 日本人の成人の8割以上が歯周病にかかっている
B 歯周病の原因は、歯周病菌である
C 歯周病菌は歯の表面に、歯垢・歯石として付いている
D 歯垢は歯ブラシでとれるが、歯石は歯ブラシでは取れない
E 歯周病菌は、歯の表面をつたいながら、深部へ進行する
F 歯周病の出す毒素で、歯の周りの組織が破壊される
G 歯周病は、歯磨きだけでは、治らない
H 歯周病は、クリーニング程度の歯石取りでは治らない
I 歯周病治療には、矯正・咬合・修復治療も必要である
J 歯周病治療・予防には、適切な歯磨きが重要である
K 歯周病治療後は、メインテナンスが重要である

歯の構造


歯肉溝に歯周病菌、つまり歯垢(プラーク)が残ったままになると歯周病が始まるのです。
歯垢= 歯周病菌を主とする、菌の集合体
      特異的に歯の表面に付く

歯石= 歯垢が、唾液中のカルシウムイオンを含んで固まったもの。
      歯石の表面には歯垢が付着している。

歯周病の進行

歯周ポケットとは?

歯周病の進行と歯周ポケットの関係


歯周病の進行とともに、歯周ポケットの深さは、深くなっていきます。

歯周病の基本検査

・歯周ポケット 検査
・出血点 検査
・歯肉退縮 検査
・動揺度 検査
・分岐部 検査
・エックス線 検査

歯周病の精密検査

重度の歯周病・歯並びや咬合が関与している場合は、精密検査が必要になります。





歯周病の細菌検査

どの細菌が原因なのかがわかれば、適切な治療方法が選択できます。
そして、今後どのくらいの再発のリスクがあるのか、
予測を立て、対策を講じることができます。







歯周病の治療

@ 初期治療
歯の周りに着いた歯周病菌を除去すること
@)ディプラーキング




ご自身で、正しいブラッシングを行うことで、
歯の周りに付いている歯垢(プラーク)を除去する。
ブラッシング指導 ⇒ 適切なブラッシング

A)スケーリング


超音波・音波振動する器具で、歯に付いている歯石と歯垢を破壊し除去する。
歯ぐきより上についている 歯垢・歯石取り

しかし、重度の歯周病に侵された歯に関しては、原因除去してもその歯を支える骨がないので使えない。

また、そのまま残しておくと、歯周病菌数が減らないうえにどんどん周りの骨が失われていくので危険。


どう頑張っても、残せない歯は、早く抜く

A SRP
歯の周りに着いた歯周病菌を除去すること

ルートプレーニング


超音波・音波振動する器具と先端に刃の付いた器具で、
歯に付いている歯石と歯垢を除去し、根の表面を滑沢にする。
歯ぐきの中についている 歯垢・歯石取り
B 歯周病の外科処置
歯の周りに着いた歯周病菌を除去すること

@)Open Flap Curettage(歯肉剥離掻爬術)


手術
歯ぐきをめくって、目視できる状態で、歯に付いている歯石と歯垢を除去する
歯ぐきの奥深くまで、歯石を徹底除去

B 歯周病の外科処置
歯周病で失った組織を再生すること

A)Emdogain+自家骨移植


手術
エムドゲイン(エナメル基質タンパク)とほかの部位から採取した骨を、
歯周病で失われた骨の部分に填入することで、骨の再生を試みる。
歯周病で失われた骨を再生する

B 歯周病の外科処置
歯周病で失った組織を再生すること

B)Free Gingival Graft(遊離歯肉移植術)
  Connective Tissue Graft(結合組織移植術)


手術
手術他部位から採取した健康で頑丈な歯ぐきを移植することにより、
健康で頑丈な歯ぐきを再生させる。
歯周病で失われた歯ぐきを再生する

C 環境改善
歯並びと咬みあわせ(歯列と咬合)

・歯並び ⇒ 歯磨きのしやすさプラークの停滞 ⇒ 矯正治療

・咬みあわせ ⇒ 歯に強い揺さぶりの力がかかると歯周病は一気に進んでしまう
 ⇒ 咬合治療

・揺れている歯 ⇒ 歯が揺れていると歯周病は治らない ⇒ 修復治療

これらは非常に重要!!

治療期間はどのくらいかかるのか?

外科処置が必要でなければ、約5か月
外科処置が必要であれば、約1年 (歯周病治療のみ、環境改善なしで)

治療費はどのくらいかかるのか?

@ 初期治療 保険適応 1回 1,500円程度
A 全口腔内除菌療法 保険外 約48万円
(細菌検査・麻酔医料含む)
B 外科処置 歯肉剥離掻爬術 保険適応 1ブロック 1万円程度
C 外科処置 再生療法 保険外 1ブロック 10万円程度

治療終了後に大切なこと

メインテナンス!!
||
ホームケア        = 日々の適切なブラッシング
プロフェッショナルケア = 定期的にチェックとクリーニング


一度、健康な状態に戻ったら、それを長期に維持安定することが大事

重度に進行した歯周病治療

歯周病が(重度に)進行している場合、従来の歯周病治療では
治療期間が非常に長くかかる上に、なかなか治らないことが多いです。
ですので当医院では、このような方には特殊な方法を用いて
治療期間の短縮と治療効果の向上を図っています。

歯周基本治療 3コース

@ 精密歯周病検査 + スケーリング + ルートプレーニング (従来の方法)
  歯周病検査 → スケーリング → ルートプレーニング → 歯周病検査
<期間>  6か月〜1年
<費用>  保険適応

A @ + 歯周病細菌検査 + 除菌投薬
  歯周病検査 → スケーリング → 細菌検査 → 投薬 ・ ルートプレーニング 
  → 細菌検査 ・ 歯周病検査
<期間>  6か月〜1年
<追加費用>  歯周病細菌検査 : 35,000円 × 2〜3回
           除菌投薬 : 38,000円 × 1〜2クール
<メリット>    除菌効果 あり  (治癒↑・再発↓・外科処置の必要性↓)
          的確に歯周病原因菌が減った(いなくなった)のを確認できる


B @ + A + 全口腔内除菌療法
  歯周病検査 → スケーリング → 細菌検査 →
  投薬 ・ 短期集中ルートプレーニング → 細菌検査 ・ 歯周病検査
<期間>  3か月〜6か月
<追加費用> 短期集中ルートプレーニングを
          3〜4回で行う場合 : 373,500円
          1日で全て行う場合 : 473,500円
          (細菌検査 ・ 投薬 ・短期集中ルートプレーニング含む)
<メリット>  除菌効果 高い (治癒↑↑・再発↓↓・外科処置の必要性↓↓)
         短期間で主な処置が終了する(1日〜2週間)
         的確に歯周病原因菌が減った(いなくなった)のを確認できる


スケーリング      = 歯ぐきよりも上の、歯の表面に付いている歯石取り
ルートプレーニング = 歯ぐきの中の、歯の表面に付いている歯石・歯垢取り

口腔内除菌療法 とは

歯周病治療は菌との戦いです!
従来の治療に加え、特別な検査と薬物療法を行い、
短期集中で菌の数を減らし、病気の進行を抑える新しい治療法です。

治療オプション

歯周病から積極的に回復させ、維持させるのに基本治療以外の
治療が必要な場合があります。(基本治療 終了後に行います)
※ 手術
FOp : 歯肉剥離掻爬術 (保険適応)
       (歯ぐきを開いて、歯ぐきの中に付いている歯石を徹底除去)

・エムドゲイン : 再生療法+骨増生術 (80,000円/1歯)
            (歯周病で失われた、歯を支える骨を再生させる)

※ 環境改善
矯正治療 : 900,000円
          (歯周病に悪影響を及ぼす、歯並びや咬み合わせを改善する)

・インプラント治療 : 約450,000円/1歯
                (歯を失ったところに歯をつくる)

・骨増生術 : 80,000〜200,000円/1回
           (歯周病で大きく骨が失われたことろに、骨を増する)

・セラミック冠 : 135,000円/1歯
             (咬む効率・咬み合わせの良い白い歯を入れる)
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